昨日、上海の展示会に出展しているというクライアントにあった。今日から上海へ出張するそうだ。中国の対コロナ防疫措置のための中国渡航手続が非常に厳しい。
在中国日本大使館のHPによると;
PCR検査については、「日本から中国への航空便搭乗の際には、(1)搭乗予定日2日前の1回目検査、(2)出発時刻24時間以内の2回目検査の上で、(3)「健康コード」の申請が必要です。検査を行う機関にも指定があります」。
中国到着後の隔離措置については、「ワクチン接種歴にかかわらず、指定施設における隔離が必要です。隔離期間は、中国当局の発表(6月28日)によれば「7日間+3日間(自宅健康モニタリング)」。クライアントは、10日間隔離される。隔離施設は、ホテルやアパ―メントで、施設を選ぶことはできない。さらに、「隔離期間中、自室から外にでることはできません。食事は施設から提供され自室まで運ばれます。隔離期間中は検温とPCR検査が要求されます。施設によっては職員が中国語しか解さない場合もあります。隔離に要する経費(宿泊、食事、検査)は自己負担です」
クライアントは、結局、約20日間中国に滞在する。負担が大きい。
よい機会なので、クライアントには、しっかり見聞してきてもらい、お話をうかがいたい。3期目の習近平体制についての上海の人々の本音もぜひとも知りたい。